八ツ森号は仙台市の【地域活動・市民活動に対する支援制度】の一つ

【みんなで育てる地域交通乗り乗り事業】 を利用した新川地区地域交通です。

みんなで育てる地域交通乗り乗り事業とは 以下は 仙台市のホームページより抜粋です。

地域の足の確保に向けた取り組みを支援します

公共交通のサービスレベルが低い地域などにおいて、町内会や商店会など地域の方が主体となり、地域の足の確保に取り組む団体に対して、技術的・財政的な支援を行う本市独自の制度です。

この事業を通して、通勤、通学をはじめ通院や買い物など日常生活に必要な移動手段が課題となっている地域における地域主体の取り組みを支援することで、それぞれにあった地域交通の定着を目指します。

※「地域交通」とは、公共交通のサービスレベルが低い地域などにおいて、通勤・通学・通院・買物など市民の日常生活に必要不可欠な目的のために運行する、既存の公共交通を補完する交通手段をいいます。

基本的な考え方

  1. 地域のみなさまが中心
  2. 持続可能な地域の足の確保に向け、地域のことを最も理解している「地域のみなさま」が中心となって取り組んでいくことが重要です。
  3. みなさまで地域交通を「つくる」ことで愛着がわき、運営に関わり「守り」「育てる」ことで持続可能な運行につながります。
  4. 三者協働
  5. 地域の実情を知る「地域のみなさま」、地域交通の運行の担い手となるタクシー事業者などの「運行事業者」、各種支援を行う「仙台市」が三者協働で、地域の足の確保に努めます。

支援対象者

5名以上で構成され、町内会や商店会など地域団体または交通検討会等、地域の足の確保のため組織された団体が支援を受ける対象となります。

 
 

試験運行1(令和2年8月17日から令和3年3月31日まで)

試験運行2(令和3年4月1日から令和4年3月31日まで)

試験運行2(2回目)(令和4年4月1日から令和4年9月30日まで)

 

青葉区新川地区「八ツ森号」

青葉区新川地区は、商店や病院が地区内に無い、路線バスが少なくて利用しづらいなど、地域の交通に課題のある状況でした。そこで、地域の実情に合った買い物や通院など日常生活の移動手段の確保に向けて、令和元年度より地域の皆さまと意見交換会を行い、令和2年2月に地域の4町内会を母体とした「新川地区地域交通運営検討会」が発足しました。令和2年度からは、みんなで育てる地域交通乗り乗り事業を活用し、検討を進めています。

この度、令和2年8月17日(月曜日)から令和3年3月31日(水曜日)までの間、「八ツ森号」(新川地区地域交通)の試験運行を実施しました。

令和3年4月1日(木曜日)から令和4年3月31日(木曜日)までの間、「八ツ森号」(新川地区地域交通)は試験運行2を実施しました。

令和4年10月3日(月曜日)から令和5年3月31日(金曜日)までの間、「八ツ森号」(新川地区地域交通)は実証運行を実施しました。

 

 
 

八ツ森号運行区域

新川地区(エバーグリーン地区、ハイランド地区、ニッカウヰスキー仙台工場敷地を含む)~作並駅~愛子駅方面

 
 

経過

本市では、日常生活を支える移動手段の確保に向け、地域のみなさま、運行事業者、仙台市の三者協働による取り組み「みんなでつくろう地域交通スタート支援事業」を平成30年4月からスタートさせ、令和2年4月から名称を「みんなで育てる地域交通乗り乗り事業」へと改め、地域への支援を大幅に強化しました。